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2020年2月23日 (日)

ピアニスト烈伝

 ここのところ、どういうきっかけかまるで記憶にないのだが、ビル・エヴァンスをよく聴いている。以前集めたレコードは度重なる引っ越しで針圧調節のウエイトが使っているカートリッジに合わず再生不能。そこでCDで聴いているのだが、何年ぶりかで集中して聴くと、やはり面白くこちらの心身を挑発してくるのである。このピアニストの集中力で直ぐに連想するのはあの奇才グレン・グールドだ。奇しくもビル・エヴァンス51歳、グレン・グールド50歳の生涯である。グレンは病だが、ビルは半ば自殺のような最期だ。その傑作演奏を録音で辿ると、弾きたい作品はほとんど弾き尽くしたのではないかとも思う。

 それにしても好対照なのはビル・エヴァンスが最期までライブ演奏にこだわったのに比べ、グレン・グールドは舞台から退きスタジオ録音に没頭した事だ。これはジャズと西洋古典音楽の違いを超えて、音楽に対する考え、姿勢の違いでもあろう。それはいずれ再考することにして、先ずはしばらく二人の奇才の録音に集中することを継続しよう。

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