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2019年7月23日 (火)

ムーラン・ルージュ

 今朝の東京新聞の筆洗は斎藤茂吉の短歌を介して茂吉が感銘した女優の死を伝えている。かつて新宿にムーラン・ルージュ新宿座という芝居小屋があり、そこで演じられた長谷川伸の作品に茂吉は涙を流した。女優は当時大人気で出征する兵隊たちとも手を取り合ったと記事は書いている。そこで戦時下の或る光景が眼に見えるようだ。それは茂吉の短歌が醸し出す体験の真実のようにアカショウビンには思える。それは茂吉の感動が伝わるからだ。「新宿のムーラン・ルージュのかたすみにゆふまぐれ居て我は泣きけり」

 日本でも人気のあったシャンソンのこのタイトルの曲はアカショウビンもよく聴いた。近年では映画化もされた。それはパリで賑わい多くのパリジャンや外国人にも愛された歴史の一コマとして、茂吉の感動としてアカショウビンに伝わる。

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