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2019年6月13日 (木)

孤軍と孤老

 「孤軍」とは秋吉敏子さんのアルバムのタイトルである。孤老とはアカショウビンのような一人男、一人女の生活、生き方と称してもよかろう。現在の世界で、そのような日常を生きている現実は、表向きと内面で様々な現象として伝えられる。ネットや新聞記事でそれを知る。

 先日、高倉 建のドキュメンタリー作品「建さん」(2016年 日比遊一監督)を観た。俳優・高倉 建へのオマージュである。2014年11月に亡くなり既に4年余が過ぎているのだ。建さんと出会った人たちの様々な話が実に興味深く見聞きできる。この不器用で武骨な男の一生が活写されている秀作である。映画ファンだけでなく多くの人に観て頂きたいと切に思う。

 昨夜から今朝に、あれこれ映画や本・CDを観、読み、聴きながら、書きたい事は山ほどある。その幾つかを書くのがアカショウビンの遺言の如きものである。

 「建さん」の映像でもっとも興味深く観たのはマーティン・スコッセシと降旗康男監督の言葉である。それを見れば高倉 建という俳優の本質と生の一端は見事に切り取られている。それは、先日読み終えた「散るぞ悲しき」の栗林忠道という軍人の姿も彷彿する。それはまたハンナ・アーレントの著作を読む契機も促し励起する。

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