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2019年5月14日 (火)

労働の現場③

 昨夜、派遣会社の所長さんから電話があり、派遣先の変更が伝えられた。こちらは体調を整え派遣先への交通、場所の確認をしている。それが変わると面倒なのだが、申し訳ないと懇願されると断るわけにもいかない。日銭を稼がねば食べていけないのだ。本日は新たな現場に行く。かように下層労働者は振り回される。派遣先で知り合った中高年は夜勤で昼夜逆の生活をしている。アカショウビンはそれで体調を崩したから以来、夜勤は避けている。しかし、昼間の仕事がなければ夜勤もせねばならないだろう。貧富の格差が広がる此の国の現実はかくの如し。金持ち喧嘩せず、だが貧しき者たちは声を挙げる。Kさんへのメールも、そのような意図からだ。

 購読紙の東京新聞には興味深い記事が載っている。昨夜の夕刊には加藤登紀子さんの回想記、朝刊には雨宮(あまみや)処凛(かりん)さんの〝私の東京物語〟が連載されている。共に興味深く読ませて頂いている。加藤さんの記事は「ひとり寝の子守唄」は高校生の頃に聴いて脳裏に焼き付いている。1969年の東大全共闘の立て籠もりの逸話が当時のアカショウビンの記憶を呼び覚ます。雨宮さんの記事は2005年頃の彼女の生き様が痛烈だ。多くの方々に読んで頂きたい記事だ。「生きづらいなら革命家になるしかない」と言った自殺した見沢知廉(ちれん)氏が彼女を右翼と左翼の世界に案内してくれた経緯は雨宮さんたち若い女性が生きた事実を証言している。それは現在の〝Mee too〟現象とも連動する。それは自ずと現在の政治情況と世界の現実への関心を掻き立てる。アカショウビンにはハンナ・アレントの著作が啓発される。それは別に書く。本日は新たな現場で日銭を稼がねばならない。

 団地からのバスでは雨のなか車椅子の方もいらっしゃる。アップダウンの多い団地からの移動にバスは便利だ。そのバス代も稼がねばならない。心身に外気を吹き込み身体を刺激し精神を律動させるのだ。

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