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2018年9月 3日 (月)

定期検査

 都内の病院へCT検査に。何ヵ月ぶりか。地下鉄の駅から通い慣れた道脇の風景は少し変化している。銭湯が改装工事し新たなコインランドリーもできている。台風の余波で雨を心配したが、それほどでもない。病院に着くと先ず採尿、続いて採血。これには以前、別の病院で見習いの若い女性に三度もしくじられ嫌な経験をしている。しかし今回は中年の男で実に丁寧で上手かった。病院の違い、医師の質の違いをこの三年でアカショウビンはしたたかに体験している。それからするとこの病院の対応はいくらか改善しているようにも思われる。今、CT検査の待機中。後ろの席の北関東訛りの初老の男と妻らしき女のぶっきらぼうな会話が不快だ。この病院にはそういう患者が多い。あまり神妙な患者にも違和感があるが、こういうのは腹立たしくなる。
 検査前に水分を取れと言うので買って来たペットボトルの水を飲み待機。
 以前の装置とは新しくなったようなSIEMENS社製。寝たまま寝台が三度、装置の下を往復する。息を大きく吸い止める。これでどれくらいの診断ができるのか不可解だが、患者は哀れなものである。現代医療のシステムのなかでなすがままともいえる。CTのあとは膀胱の超音波検査。医師らしく見えない人が器具を操作する。患者の心理というのは微妙なもので些細な事が気にかかるのである。そこらのおばさんのような人でもマニュアル通りに器具が扱えれば医療に携われるというのはこの病院だけの事ではあるまい。人の身体を部分で診るというのは、産業社会で分業体制が生産体制を効率化させるのと同じような構造をもつということだろう。それはもっと分け入って考察しなければらないだろう。
 10時過ぎ本日の検査は終了。結果は来週の月曜。

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