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2018年2月26日 (月)

真夜中のモダン・ジャズ

   昨日は気力が湧かず終日テレビを眺めていた。将棋、囲碁も棋譜を正確に辿れず。そのあとは桂文楽の落語。酒の飲み方が秀逸なのは面白かった。続いて、先日亡くなられた金子兜太さんの特集番組。少し気力が出てきた。昨年までの矍鑠とした姿と声に活力を得た。しかし食欲もなく、寝床を離れることができなかった。それから夜までダラダラと過ぎた。灯油が切れたので補充しに行かなければならないが体が動かない。そして深夜になりラジオの電源を入れると聴き慣れたピアノが。セロニアス・モンクだ。特集ということである。かつて聴いた録音や未聴のものも聴けたのは幸い。

  モンクはモダンジャズのピアニストの中でも特異な存在だ。若いころに聴いたときは何ともとっつきにくかった。その面白さがわかったのはクラシック音楽と併行してモダンジャズやビッグバンドに親しんでいってから。特集ではジェリー・マリガンとの『マリガン・ミーツ・モンク』のアルバムから〝アイ・ミーン・ユー〟も。久しぶりに聴くと、何とも味のある演奏だ。先日はドルフィーの中古も買い、久しぶりにモダンジャズも聴いている。マーラーやブラームスを聴き続ける間のモダンジャズは新鮮だ。昨日はベートーヴェンの第5交響曲を1973年のムラヴィンスキー指揮のレニングラード・フィルで聴き、これまた峻烈なベートーヴェンに驚愕。これだから中古店通いはやめられない。買ったままで聴いていないものも増えてきた。気力の失せたときに優れた作品と演奏の力は生きる意志を復元させる。

  きょうは、夕方に高校時代の同級生T君と会う。九州から何でもイタリアのナポリに旅行するという。久しぶりにいろいろな話ができるだろう。他の同級生も誘ってよもやま話を楽しみたい。

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