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2018年2月22日 (木)

マーラーからブラームスへ

 マーラー作品の〈突破〉に続くキーワードは〈充足〉である。アドルノは、それをマーラーは若きブラームスのピアノ四重奏曲ト短調の一楽章に見い出していた、と書いている。先日から繰り返し聴いている。その録音はフランスの若いソリスト達のもの。昨年からブラームスの室内楽はあれこれ聴いているがアカショウビンが愛聴するのはボザールトリオの録音。特に最初のピアノトリオは繰り返し聴いて飽きない。若きブラームスの溌溂とした曲想が重厚なブラームスというイメージを覆し新鮮なのだ。マーラーからブラームスを聴く楽しさはマーラーならずともアカショウビンも共有する。さてまたマーラーもアドルノの分析を辿りながら聴きつづけよう。

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