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2018年1月26日 (金)

久しぶりのモダン・ジャズ

 アルバイト仕事にあぶれ、地元の中古CD店にぶらりと立ち寄ったらモダン・ジャズの安い箱があり暫し物色。二枚購入した。エリック・ドルフィーとジャッキー・マクリーンの1964年と1959年の録音。ドルフィーのは遺作『ラスト・デイト』、マクリーンのは『ニュー・ソイル』。久しぶりにモダン・ジャズを傾聴している。ドルフィー盤はベルリンで客死した少し前のオランダで録音されたもの。バス・クラリネット、フルート、アルト・サックスを持ち替えての熱演である。バスクラの馬のいななきが懐かしくも楽しい。チャールス・ミンガス達のヨーロッパ・ツアーに同行し、彼らが帰米したあともヨーロッパに残りフランス、オランダ、ドイツのクラブや放送局を転々としたらしい。パリではフィアンセとも落ち合い蜜月を過ごしたと解説には書かれている。ところが持病の糖尿病が悪化しベルリンで急死した。やんぬるかな。フィアンセも耐えられない苦悩に掻き立てられただろう。ドルフィーは共演の面子たちを気に入りその後の共演を楽しみにしていたという。彼らにもファンにも惜しまれる早世である。

 ブラームスやベートーヴェン、モーツァルトとは異なる音楽世界だが、音楽の楽しみに壁はない。越境の楽しみは娑婆の楽しみともいえる。日銭が稼げない休日は生活の心配もしなければならないが楽しみも自ずと生じる。友人からは黒澤 明作品の録画も送って頂き楽しませて頂いている。読書にもなかなか集中できないが、読み差しの本の感想も書いておきたい。

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