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2017年10月11日 (水)

憂き世を浮き世に

 本日は午前9時40分に膀胱がんの抗がん剤注入治療で都心の病院へ。途中の満員電車には閉口するが午後は友人と会い映画のチケットを頂けることもありあの厭な治療の後の楽しみもあり萎える気分を励ました。
 受付を済ませて先ず超音波検査。清潔だが無機質で無愛想な若い女子事務員の素っ気ない言動には少し腹をたてながらも待合室で待機。前回は7月19日。右肩の痛みで整形外科にもかかったのだった。
 診察は中年女性と若い男。女は口調がぞんざい。男は丁寧だ。器具を操作するのは若い男。女はモニターを見ている。すると小水が少ないので画像が詳しく見られない、水を飲んでおしっこが出そうになるくらいにして改めて来いとの指示。前回と同じである。前回は受付の事務員の指示ミスで先に採尿し水をがぶがぶ飲んで40分後の再検査となり腹をたてたのだった。10時から抗がん剤注入が遅れてしまう。
 この一画には超音波室7室、他に脳波室、神経機能室、呼吸機能室、負荷心電図室、心電図室が2室ある。きょうは少し混んでいると受付の女子事務員。壁には帆掛け船の写真が四点展示されている。霞ヶ浦の昔のものと思われる。以前仕事で霞ヶ浦は年に二、三度通っていた。その頃でも帆掛け船は既になかった。かつての霞ヶ浦の風物詩だったのだ。
 待合室から受付の若い女が見える。一日座って患者を案内する単調な仕事だろうがアカショウビンが生活費稼ぎに出向く作業に比べればはるかに楽な仕事だ。しかし、それはそれ、彼女にも不満はあるのだろう。人の詮索より自分の事を心配しなさい、という声も。さて、500mlのスポーツドリンクも飲み終えた。おしっこも溜まっただろう。

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