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2017年8月 4日 (金)

極上の録音と演奏

 しばらく聴いていなかったCDを早朝に取り出し音を出すと少し鬱気味の心に沁みて馥郁とした気持ちに満たされた。音楽を聴く悦びはかくの如し。偶然が齎す奇跡の如きものである。曲はモーツァルトの弦楽四重奏曲第14番 ト長調K387。来日したウィーン・フィルのメンバーが1971年埼玉県の川口市民会館で録音したものである。引っ越しで先ず第一にセットした極上とはいいかねるオーディオから奏でられるモーツァルトの音楽は装置の不十分を補って余りある。このレコードは1973年にウィーンのモーツァルト協会がウィーン笛時計賞に選定した。録音の経緯は当時のトリオ(現在のケンウッド)の役員であった中野 雄氏が書いておられる。それは何とも読む者が日本人として誇らしい気持ちになる経緯である。K387のあとはK465の「不協和音」。これを契機にモーツァルトの室内楽を聴き日頃の憂さを晴らそうではないか。

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