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2017年1月 6日 (金)

天文少女

 本日の東京新聞“筆洗”が興味深かった。昨年暮れに亡くなられた米国の天文学者ベラ・ルービンさんの事を書いている。宇宙の四分の一を占めながら見ることができない謎の物質「ダークマター(暗黒物質)」が存在する証拠を、銀河が回転する速度を観測することから発見した人という。それはノーベル賞級の業績らしい。10歳の頃から星空に夢中になり天文学者を志した。ところが何と、高校の教師からは「科学を志すには力不足」と言われ、名門大学からは「当大学院は、女性を受け入れない」と断られたという。しかし四人の育児をしながら学究生活を続け大発見を実現した。88歳の見事な生涯と思われる。
 昨年五月に引っ越して以来、深夜の犬との散歩で夜空を見上げることも多くなった。南のオリオンから北のカシオペア、北斗が雄大で美しい。アカショウビンは少年のころ天文学者になりたかった。そのうち他の道に迷い込んでしまった。夜空を見ればその頃を思い出す。今宵は犬たちと暗黒物質に思いを馳せてみよう。

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