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2016年11月12日 (土)

映画「聖の青春」

 昨夕、友人NA君のお取り計らいで都内の会場で「聖の青春」(森 義隆監督)の試写会に行ってきた。将棋の世界の一端に関わったファンとしては是非観ておかねばならないという衝動による。アカショウビンは原作を単行本で読んだが現在は文庫になっている。著者は村山はじめ棋士たちとの付き合いが広く棋界をよく知っている人である。それだけに志半ばで逝った怪童(この形容も著者かもしれない)への心からの追悼、賛辞となっていると読んだ。村山 聖(さとし)という夭折の天才の何たるかを知りたい方にはお勧めする。村山(以下、敬称は略させて頂く)が亡くなって18年経つというのに感慨新ただが映画は実に抑制された構成で凜とした緊張感が作品を貫いている。監督はじめ完成までに作品に関わった人々は一人の特異と言ってもよい棋士の生き様と死に方を描いた秀作に仕上げた。  監督は構想から10年かけたというが、その言も理解できる内容だ。出演者達も監督のその気迫によく応えている。多くの観客は将棋界という特異な業界、世界を知らないだろうから物珍しさも感じられたろう。また、それが新鮮にも感じられたかもしれない。それは名人位を目指す天才少年達が熾烈な戦いを繰り広げる世界だ。それを監督はじめ出演者スタッフは良く作り演じた。公開は19日(土)から。将棋を知らない方にも広くお勧めする。

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