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2016年9月 4日 (日)

新聞とテレビを見ながら

  東京新聞は面白い新聞である。本日の一面トップは最年少プロ棋士の誕生。藤井聡太君が加藤一二三九段の14歳7カ月を越える14歳2カ月でプロに。62年ぶりの記録更新ということだ。隣にはドナルド・キーンさんの「東京下町日記」。月一回の記事で読み落とすこともある。本日は幸運だった。温厚なキーンさんには珍しく辛口の内容。先のリオデジャネイロ五輪のマスコミ報道批判だ。「メディアがこの時ばかり『日本にメダル』と叫ぶことに違和感がある」と苦言を呈する。

  NHKの将棋トーナメントは渡辺明竜王と糸谷哲郎九段戦。元竜王と現竜王の因縁の対決ともいえるカードである。しかし結果は渡辺竜王の圧勝。将棋も囲碁も終盤の接戦が醍醐味なのである。一方的な形勢ではつまらない。その点、先日行われた同紙が主催する王位戦の羽生善治王位と木村一基挑戦者とのタイトル戦第5局は面白かった。夕方から夜の終局までネットで堪能した。これも挑戦者有利で展開してきた局面が混沌としてきて逆転かとなった時が最高潮。結果は挑戦者勝ち。これで王位がカド番に追い込まれた。羽生不調で往年の強さに陰りが出てきているのは、このような負け方をすると、もしかしたらそうなのかもしれないと思わせられた一戦だった。次局がそれを判断する興味深々の一局になる。

  明日はいよいよ退院である。きのうは学生時代からの友人I君が見舞いに訪れてくれた。ジャズの女性ボーカルのセットものCDを差し入れに。退院してからじっくり聴かせて頂きます。正念場は退院してから。手術後のリハビリをしながら新たな職場も探さねばならない。お一人様の老後は生易しくはない。

 

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