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2015年12月 2日 (水)

三島由紀夫論の補足

 三島の死について当時アカショウビンがもっとも刺激されたのが吉本隆明の論考のなかでの次の箇所だ。

 三島が<日本的なもの>、<優雅なもの>、<美的なもの>とかんがえていたものは<古代朝鮮的なもの>にしかすぎない。また、三島が<サムライ的なもの>とかんがえていた理念は、わい小化された<古典中国的なもの>にしか過ぎない。この思想的な錯誤は哀れを誘う。かれの視野のどこにも<日本的なもの>など存在しなかった。それなのに<日本的なもの>とおもいこんでいたのは哀れではないのか?(『試行』第32号1971年2月15日)

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