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2015年10月19日 (月)

体験版 医療の現在Ⅲ-②

 朝日が建物の屋根を照らしている。美しい朝だ。この5階の病棟から見える世界は娑婆の一部。そこでは病院の中とは異なる喜怒哀楽があるだろう。アニマルズの「朝日のあたる家」が聴こえてくるようだ。あれは米国のニューオリンズだったか。こちらは東洋の島国の首都の病院から見える屋根屋根だ。

 1階まで降りて外へ出た。朝のお散歩である。きのうと同じように通路脇の樹木をカメラに収めた。陽の光を浴びる樹木の葉が悦びに震えているようでもある。

 同室の口うるさい患者は夜中に病室を替えたらしい。手術後の痛みを訴えていたし隣の紳士の鼾もいやだったのだろう。なかなか行動は早い。関西弁の妻に相談はしたのだろうか。まぁ、それはどうでもよい。病室が静かになっただけ幸いだ。隣の紳士の夜中の鼾には困るが我慢だ。

 担当医の諸先生方の朝の回診で、鎖骨から注入している滋養のある高カロリー輸液「中心静脈点滴」を本日外すとのご託宣。ありがたい。これで身軽になる。さぁ、これから食事療法である。少しずつ、普通に食事ができるように日々訓練だ。

 「法華経 下)(坂本幸男 岩本 裕 訳注 岩波文庫 1967年12月16日)のサンスクリット訳を流し読み終えた。仏たちのインド名が煩瑣であるが各品の要旨はつかめる。これを鳩磨羅什の漢訳と照らし合わして熟読するのは退院後の目標事項だ。

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