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2015年7月 1日 (水)

体験版 医療の現在③と知人の急死

 本日より市立病院に入院。5階病棟からは以前、富士山が見られたという。本日は雨。いつもは自転車で往復しているのだが、きょうはキャリーバッグとリュックサックを背負ってバスで来た。4人部屋は広く快適。隣のベッドはきのう退院して空いている。他の病棟を回るとけっこう空きベッドが多い。あまり評判がよくないのかなと不安にもなるが、あまり慌ただしいのも困る。入院者が少ないというのはよいことでもあるのだ。それはともかく、これから約2週間の入院生活が始まった。

 先日は歯の治療で駅近くの歯科医院へ。6月8日の夜から左下歯に激痛。一晩で左の頬が人相が変わるほどに腫れた。翌朝、駅近くの歯科医院にとびこんだ。診察の結果は歯周病。病名は聞いていたが、こんな劇症とは初めて体験した。とにかく左下の歯茎が腫れて虫歯もあるという。治療中に膿を出し現在は小康状態。この院長は診察も物腰も言葉も実に丁寧。それより驚いたのはレントゲン写真で説明する画像のわかりやすいこと。歯周病が患部から下顎まで浸潤しているのがよくわかった。歯科医療技術の進歩は日進月歩といってもよいことを実感した。

 ところが今度は市立病院で検査したら胃ガンで開腹手術という宣告。何とも目まぐるしい展開に振り回されている。失業の身で求職活動もできなくなった。月々の支払い、家賃、治療費、入院費は債鬼のように迫る。午後に院長の巡回回診というのがあった。医師や看護師を引き連れて殿様行列のようなものだ。しかし、その振る舞い言動を見て信用できそうな人ではない。親しみやすさを演出しているのが見え透いている。人は還暦を過ぎるとたいがいの事に疑り深くなる。もちろん聖人君子のような方もおられるであろう。しかしアカショウビンのような俗物は経験が人格を育てていない。愚かなりわが人生である。しかし、それをいまさら悔いてどうなるものでもない。悔い改めよ、は異教の命言である。異教徒は粛々と冥土への旅の準備を進めるだけだ。

 そんなこんなで慌ただしいなか知人から急報が入った。共通の友人、先輩でもあるSさんが昨日か、一昨日亡くなったという知らせ。先々週もメールで遣り取りしていたから病気ということはない。自殺か事故を疑った。知人の女性からは少し詳しい話が聞けた。どうも脳梗塞かクモ膜下出血、心筋梗塞を疑っていた。しかし検死の結果は未だでていないようだった。大手通信社の記者から、フリーのジャーナリストに。アカショウビンとは思想信条の違いで激論、喧嘩もしたが広い人脈で様々な人々に会わせてくれた。70歳を過ぎたくらいではなかったか。やり残したことは多かったと思う。残念だ。Sさん、アカショウビンもあとどれくらいの余生か知りませんが冥土でまた激論交わしましょう。

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