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2015年7月 9日 (木)

体験版 医療の現在⑦

 昨日から本日の大腸内視鏡検査のため食事制限。昨朝は三分粥とスープ、オレンジ、昼は水のような粥とスープ、オレンジジュース。夜も同じ。味気ない。これでは気力・体力ともに活力が湧かない。きのうは午後3時30分の歯の治療予約を病院側の都合で早めてもらい1時に。数年前にブリッジで治療した歯の間が虫歯になってシクシク痛むのを治療してもらった。歯周病の治療いらいこの若い歯科医をアカショウビンは信用している。銀歯のブリッジを半分だけ麻酔を打ち治療した。それでも約40分、歯の治療は拷問の如し。胃の開腹となるとその比ではあるまい。果たして信頼できる医師はみつかるかどうか。

 2時間で飲み終えよという洗浄液をこれで4時間近く、やっと飲み終えられそうだ。しかし今度は便がでない。主治医の先生は便がなければ浣腸するという。それもいやだし何とか排便で済ませたい。看護師さんは身体を動かせとおっしゃる。

 他の病室からは高齢者の呻き声が時に叫びとなって聞こえる。痛みはなりふりかまっていられないのだ。治療して麻酔の効果がなくなった歯の痛みは昨夜は痛み止めで凌いだ。退屈は持ち込んだCDで紛らす。クラウディオ・アバドがロンドン交響楽団を指揮したメンデルスゾーンの交響曲全集、アリシア・デ・ラローチャのモーツァルト・ピアノソナタ全集など。それに保田與重郎の未読だった文庫全集第17巻の「長谷寺/山の邊の道/京あない/奈良てびき」、「原子力戦争」(田原総一朗著 2011年6月10日 ちくま文庫)など。とっかえ、ひっかえ聴いたり読んだりの検査入院費生活である。

 午後12時過ぎから便が水のようになり点滴を処置。ソルデム3A輸液、500mlを左手の甲から針を入れ注入する。アカショウビンの腕の血管は殆ど浮き出ていないのである。何しろ赤血球が常人の3分の1しかない。極度の貧血人間なのである。内視鏡検査までこれを引き摺りながらトイレも行く。何とも動きがままならないというのは不便なものだ。

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