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2015年6月24日 (水)

体験版 医療の現在 ②

 先日の胃カメラ検査でわかった事は医療機器の目覚ましい進歩だ。以前、会社の定期検査でやった胃カメラは先週のとまるで違っていた。画像は鮮明。CTなどよりはるかに病巣がわかるだろう。しかし患者の痛み、苦しみまで機器を操作する若い医師の想像力は及ばない。それは主治医にしてもそうだ。生体検査の結果も判明しない段階で「手術になると思いますよ」とにこやかな目付きで患者に伝えるのは如何なものか。切りたい、という職業意識を患者に覚られて医師としてのレベルはいかほどか推して知るべし。しかし本日の生体検査の説明は明確でわかりやすかった。カメラで映像を見ながら経験からガンであることはわかったのだ。生体検査で胃ガンであることが判明し内視鏡で削り取れる小さいものではなく開腹手術になるとのこと。カメラの画像を見ながらガンの部位から出血している箇所などよくわかった。先週はマスクをつけていて眼の表情だけで安直な感想をもってしまった。なかなか優秀な医師でることが本日の説明でよくわかった。今後は近いうちに検査入院し再度胃カメラで観察。バリウム検査でガンの場所と大きさを特定し大腸の内視鏡検査もすることになった。

 それにしても、冥土への旅支度は粛々と進めねばならない。持ち時間は、どれほどあるのか。先年、前立腺ガンで亡くなった、棋士・米長邦雄の最期は立派で見事だった。アカショウビンもかくありたいとは思う。しかし、なかなか見習うことはやさしくないだろう。

 

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