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2015年4月11日 (土)

日々雑感

 求職の日々、なかなか仕事にはありつけない。数年ぶりに日雇いの仕事もせねばなるまい。時間は好きに使える間に好きな映画も観られる。昨日は評判の「アメリカン・スナイパー」(クリント・イーストウッド監督)を有楽町のマリオンで観てきた。求職活動の空いた時に。観客はパラパラ。好い席で観られたのは幸い。作品はイラク戦争を再現する。戦闘シーンの迫力は凄絶。音響も。しかし「ジャージー・ボーイズ」には劣る。銃弾、ロケット砲、爆弾の炸裂音は耳を聾する如し。しかし監督の作品にしては物語の主軸が曖昧。戦場の再現では「フルメタル・ジャケット」(S・キューブリック監督)よりリアルだが主題では劣る。愛国者としての監督の意図だけが透け見えて不満。〝戦争〟を作品として描く事はかくも難しいことを実感させられた。監督作品ではないが主演している「人生の特等席」、「ジャージー・ボーイズ」の方が遥かに監督の才覚、才能が溢れている。

 その前日は友人の招待で今年のアカデミー賞受賞作「セッション」の試写を有楽町の読売ホールで観た。ジャズのビッグバンドを描いている。監督は若干27歳という若手。主演は19歳の高校バンドのドラマー。強引さも目立つが鬼教師との確執が面白い。ジャズファンには物足りないが終演後には会場から大きな拍手が送られた。アカショウビンの消化不良はさておき評価は上々。興業的には成功の見通しがついたというところだろう。主人公はバディ・リッチの大ファン。それを真似て古い録音の名人たちの演奏に刺激されて猛練習に励む。しかし少しやり過ぎの展開が不満だった。それでも若い才能の勢いは感得できた。久しぶりにジャズを聴いてみようと思わせられたのは作品のおかげ。

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