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2014年12月 2日 (火)

東映任侠映画

 夕刊紙には高倉 健(以下、敬称は略させて頂く)と菅原文太の記事が。「昭和残侠伝唐獅子牡丹」(1965年 東映)で、助監督を務めた降旗康男監督に取材している。その時の健さんの背中の唐獅子牡丹が見事だったと降旗監督が伝えている。

 先日はレンタルDVDでマキノ雅弘監督の「次郎長三国志」が出ていたので早速借りた。数年前に池袋の新文芸座で1950年代のシリーズの何本かを見たが、こちらは「続次郎長三国志」(1963年)。鶴田浩二の次郎長だ。数年前に観たかどうか記憶にない。しかしマキノ節全開でこれは未見だ。長門裕之が森の石松で登場している。それにしてもセットもロケーションも日本映画の最盛期の姿に改めて驚く。当時の観客はこのような作品を観て楽しみ日々の労働に活力を得ていたということだろう。他社との張り合いもあったのだろう、何と次郎長一家の鶴田も長門も歌を歌うのだ。早撮りでならしたマキノ監督も会社の方針なのだろうリメイクで新たな境地に踏み込んでいると思われる。もっとも、それをよしとしたかどうか不明だが。それはともかく監督の新たな意気込みは伝わる作品だ。鶴田浩二や若い俳優たちも高倉健と同じくマキノ監督はじめ当時の映画産業の隆盛にのり、マキノのような職人気質の監督たちに鍛えあげられた事がよくわかる。

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