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2014年10月20日 (月)

科学者と学者と賢者による野での鼎談

 「野の道での会話」(創文社 2001年11月10日)は、近代の科学の変遷を、もっとも本質的に思索した哲学教師の考察の分かりやすい論考である。ハイデガーは未完成に終わった『存在と時間』という主著を戦後の科学技術の進展の渦中で大きく転回させ思索し抜いた。科学技術という、近現代でヒトという生き物に固有の生き方を切り開いた本質を、戦後のハイデガーは継続している。これは前回書いた日本人のノーベル物理学賞受賞で浮かれているような内容ではない。事は、人類という此の惑星での生き物たちに共通する本質的な問題なのだ。

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