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2014年8月 3日 (日)

岩間から染み出た水霊

 西脇順三郎の「旅人かへらず」の注釈をしておかねばならないという衝動に駆られる。西脇の作品はアカショウビンにとって賢治の作品と同じく生涯の通奏低音のごときものだからだ。西脇は自らを作品の中で旅人として「岩間から染み出た水霊」となぞらえる。ここにアカショウビンは激しく共振する。戦後69年の夏を往くためには西脇の作品が余生を生きるアカショウビンの水先案内である。

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