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2013年10月24日 (木)

新聞から。世界の現状と日本国

 22日の毎日新聞(埼玉版7面)の記事は興味深く読んだ。〝転機〟と題されたインタビューと中国の現状を英国と上海からレポートしている。後者はAP共同の記事。〝転機〟は「中国で得た国際的視野」の見出しで大企業の66歳の社長が体験を述べている。それは戦後をサラリーマンとして刻苦した日本人が中国で経験した体験が率直に述べられている。先日亡くなられた山崎豊子さんの「大地の子」も想い起こされた。アカショウビンも含めて日本のサラリーマン達は国内でノホホンとしている連中と海外で奮闘していた、また現在も奮闘している人々に取り敢えずは二分出来る。海外では現地の言葉から始めなければならない。日本で勉強したくらいでは現地で初歩的にしか役に立たないだろう。それが現地の人々と腹を割った付き合いで血肉化される。それで初めて仕事は進む筈だ。その経験が語られていた。1970年、前身の企業に入社した氏は、課長昇進から約1年後の1985年の〝プラザ合意〟で多額の損失を出す。この失敗を教訓に「失意泰然」を座右の銘とする。企業戦士の面目躍如である。「当時の北京の街並みは60年代の日本のような雰囲気で、上海すら田畑が広がるのどかな風景だった。広大な大陸で生活し、グローバルな視野をもち、物事を肌で感じることの大切さを学んだ」。その一端はアカショウビンも業界の研修旅行に同行して中国やタイ、ベトナム、シンガポールで垣間見た。

 その中国が英国南西部で2023年に操業開始を予定する原子力発電事業に国有2社が参入するらしい。フランス電力企業の株式30%~40%を取得する見込みで、発電所の運営にも参加する可能性がある、と記事は伝えている。共同通信の記事は中国の複合企業がニューヨークの有名オフィスビルを約710億円で買収する、と。中国企業の世界展開は他の国々でも推進されている筈だ。アベノミクスの現在は、そのような世界でどう立ち回るかという検証が試されているわけだ。国会で〝学級委員会〟をやっている茶番では通用しないのだ。同じ面で田中直毅氏はアベノミクスを評価している。その評価はアカショウビンら中高年、高齢者予備軍への苛政となって襲いかかってくる。これには生き様を賭けて対抗しなければならない。現在はそういう局面に至っているのだ。

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