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2013年10月24日 (木)

2本のドキュメンタリー

 最近、夜中のNHKテレビで以前に放映したドキュメンタリー番組を再放送している。今夜は「永平寺」(1977年)と「一時帰国」(1974年)の2本。両作とも当時見た記憶がある。優れたドキュメンタリー作品だ。前者は道元の修行が永平寺で現在まで継承されている驚くべき映像として新鮮だった。気温マイナス10℃の中での座禅修行の厳しさもさることながら、精進料理として道元は食事を重要な修行の一つと捉えている。それを映像として取材し記録した事は手柄といえる。修行は常住坐臥行われるのである。

 後者は先の大戦の傷跡として現在の日・中・ロシアの為政者達が今こそ刮目して見なければならぬ映像と肉声だ。幼くして中国の両親に育てられたため母国語を忘れている悲劇を繰り返してはならない。それは現在の日本人の民族としての責務である。人は言葉と共に生きる生き物なのだ。祖国は自分を育ててくれた中国だという中高年(当時)になった女性達の言葉には絶句するしかない。私たちは日常の生活の智慧として、親子でも生みの親より育ての親であることを親戚や友人たちを見れば理解する。しかし、戦乱の果ての歴史事実に直面すれば日本国民として現在を生きる者として悲哀を超えて、それを現実政治の場で行動に移さなければならない事でもある。これは肝に銘じよう。

 この2作品を選んだホスト役の山本晋也監督の見識に敬意を表したい。

 失業、求職の毎日は「毎日が日曜日」でもある。この数日は国会中継も興味深く見ている。その感想もいずれ記すつもりだ。

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