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2013年9月 5日 (木)

世相に関するささやかな感想

 米国が遂にシリアへの軍事介入を決議した。あのオバマにしても米国という超軍事大国の過去の歴史を変えることはできなかったという事実は押さえておかなければならない。日本も同盟国としてイラク戦争の時の過ちを繰り返すことになるわけだ。現代に於ける〝警察国家〟としての米国の所業は酷いものであることは歴史を辿れば明白だ。

 アカショウビンが米国という国家に対する認識を新たにしたのはノーム・チョムスキーという言語学者の論説をまとめた「9.11 アメリカに報復する資格はない!」(山崎 淳訳 2011年11月30日 文藝春秋社)という著作だ。そこには米国という国家が歴史的にどのような所業を繰り返してきたかということが一人の国民として告発されていた。現在では詩人として高名な評価がされている共同通信社出身の辺見 庸氏が行ったインタビューも実に興味深かった。それは国家が行う非道に対して米国という〝民主主義〟の国家で言論は決して封殺されていないという証として興味深かったのである。

 それがイラク戦争の過ちを、国会で恐らく十分とは思われない決議で軍事介入する結論に暗澹となるのである。それは先に書いた木下恵介作品に対する感想とも絡んでくる。現在の世相も、かつての日本やドイツの世相も殆ど多くは同じである。戦争という〝外交手段〟に多くの国民が賛同して参加したのである。しかしその反省は当然の如くされるがヒトという生き物の愚は繰り返される。その事に対する根本的で本質的な思考が展開されなければならない。このブログはそのような主旨も込められていることを改めて表明する。それは左右両翼的な安易な二元論的な動機によるものでない事は遂次述べていかねばならない。

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