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2012年7月24日 (火)

出張日記

 昨日から山梨県の甲府市へ一泊出張。ホテルでサービスの夕刊を読むとベタ記事に「タイ、九州に義援金」の見出し。先の〝九州北部豪雨災害〟にタイ政府が500万バーツ(約1200万円)の義援金を23日午前、外務省で外相が贈呈したそうである。在タイ日本大使館は、同災害で外国政府から義援金が寄せられたのは初めてとコメントしているとも。ありがたいことである。もちろん、その背景には在日(北九州)タイ人らへの配慮があるだろう。しかし、異国の一地域の災害へのこの配慮には頭が下がる。かつて何度か訪れた国の景色と人々の姿が目に浮かぶ。それに独特のタイ料理。これだけはなかなか馴染むことができなかったが。それも単なる旅行者の感想で棲んでみればまた違うだろう。

 その同じページには、「森元首相、引退の意向 『若い人に道を譲る』」。森喜朗氏、75歳。昨年7月には長男を亡くされている。心に期するところがあったのだろう。この元首相に特に思い入れがあるわけではない。マスコミからノミの頭脳とクジラの胃袋と揶揄されたことが記憶に残っているくらいだ。しかし弁舌は滑らかだった。決してノミの頭脳というわけでもあるまい。その引き際は老残を晒す都知事などとは対照的な潔いものと映る。

 数年前に甲府で泊ったホテルは飼っている鈴虫の声が物凄かった。昨夜泊ったホテルはそういう粋な計らいはない。無味乾燥だが必要最小限な設備にプラスαを備えている。それは清潔さと朝夕刊のサービスとか朝食のサービスなど旅行者への細部にわたる配慮といったものだ。そういえば朝刊のコラムでは我が首相への揶揄も読んだ。

 10年前の今日、国連で拷問禁止条約議定書案なるものの採決があり、日本は米国に同調し採択の阻止側に与した。米国を支持したのは、中国、リビア、イラン、スーダン、ウガンダ、パキスタン。オスプレイ配備については首相の「米政府の方針であり、(日本から)どうしろこうしろと言う話ではない」というコメントも引き「中間管理職さながらだ」と皮肉っている。ここで憤りが胸の奥から脳髄の奥から吹き上げてくる。まぁ、少し頭を冷やそう。仕事が優先である。

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