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2009年1月24日 (土)

老いと死

 NHKの再放送で26年前の鈴木清順(以下、敬称は省略させていただく)と加藤治子が演じた「みちしるべ」というドラマを、たまたま途中から観た。病の妻(加藤治子)を夫(鈴木清順)が車に乗せて九州の各地を訪れる物語(ロード・ムーヴィー)だ。加藤治子が美しい。清順監督の役者としての演技は下手である(笑)が、初めての主演ということでは仕方がない。僭越ながらアカショウビンは寛大に許させていただく。

  番組のあとに現在の清順翁がインタビューで登場された。番組を観ながら、まさか、お二人のどちらかが逝ってしまわれたのではなかろうな、とネットで調べてみようと思ったが、ご壮健で安心した。翁も85歳である。新作への意欲も旺盛であるようだ。それにしても、見事な女優と偉大な監督の演技のコラボは心に食い込み観させられた。老いと死を演じて見事というしかない。23年後にも、お二人が元気に生きておられることのありがたさを心から言祝ぎたい。

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コメント

私も加藤治子さんの美しさに感動しました。

投稿: 40代 | 2009年1月24日 (土) 午後 09時34分

 40代様
 
 コメントありがとうございます。加藤さんは、その後の映画作品で時に拝見していますが、私の大好きな女優さんです。優れた俳優さんは、スクリーンの一挙手一投足が不思議な存在感を発するものですね。これからもスクリーンで出会えることを楽しみにしています。

投稿: アカショウビン | 2009年1月24日 (土) 午後 11時47分

あなた ありがとう
わたしのほうが先でしたね
楽しかったです
さようなら

投稿: 楽しかったです | 2009年2月 7日 (土) 午前 11時44分

 楽しかったですさん
 
 あの加藤治子の書き置きでしたか、は痛切でしたね。死を覚悟し夫にサラリと礼を述べる。そのサラリ感が好かったです。昨年観た「西の魔女が死んだ」という映画でも祖母が死ぬ前に窓ガラスに指で残した孫娘へのメッセージという仕掛けに心打たれました。
 「みちしるべ」は、最初から観ておきたいドラマです。再放送をしてくれればと思います。

投稿: アカショウビン | 2009年2月 8日 (日) 午前 10時42分

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