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2008年6月22日 (日)

朝比奈 隆の音楽

 今宵のN響アワーは朝比奈 隆の特集だ。久しぶりに、われらが巨匠の勇姿を映像と音楽で楽しんだ。日本人の演奏するベートーヴェンとブルックナーが、この境地にまで達したことを訝る西洋人は多いだろう。しかし「音楽に国境はない」という断言を身をもって示した例のひとつが朝比奈という指揮者の生涯である。

 好みの違いはあろうが、朝比奈が生涯かけて指揮したブルックナーやベートーヴェンは傾聴するに値する演奏とアカショウビンは確信する。大阪フィルとのヨーロッパツアーでブルックナーゆかりの聖フローリアン教会で演奏した第7交響曲のレコードは宇野功芳氏のライナーノートと共に繰り返し聴いた。長寿を生き抜かれた巨匠の姿と音楽に再会できる幸を言祝ごう。

 ブルックナーとベートーヴェンの音楽はアカショウビンも生涯かけて聴く音楽である。朝比奈の録音と共に楽しめる幸を重ねて言祝ぎ感謝しよう。

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