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2007年10月22日 (月)

デボラ・カー追悼

 10月19日に亡くなられたという。86歳。美人長命でよかったが、ヒトは死ぬものである。あの美貌と気品は作品で観継がれ、語り継がれていくことだろう。「王様と私」(監督ウォルター・ラング 1956 年)の音楽が日本映画で新たな生命を吹き込まれたことは知られたのだろうか。「地上より永遠に」(監督フレッド・ジンネマン1953年。若い人たちのために老翁心ながら一言。タイトルを翻訳者は「ここよりとわに」と読ませている)の悪女役はキャスティングに文句ありでアカショウビンは不満だった。作品はよかった。というよりジンネマンは「ジュリア」(1976年)で大好きになった監督である。「黒水仙」(監督マイケル・パウエル 1947年)は最近、極安DVDで購入し楽しんだが映像が悪かった。ぜひともデジタル修正し再発してほしいと業界の方々に懇願する。スコットランドのご出身ということは初めて知った。それにしても、あの匂うような気品は素晴らしかった。心から追悼する。

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コメント

デボラ・カーは母の一番好きな女優でした。
グレース・ケリー。イングリッド・バーグマン。
おっしゃるとおり、それぞれ気品のある美しい大女優でした。
母が、よく映画館に一緒に観に連れて行ってくれました。
小学生だったので、字幕の消えるのが早くて、終いまで読めませんでした。でもそのモダンな美しい気品は感じていました。
母の思い出とダブって、今ウルウルです。

投稿: 若生のり子 | 2007年10月23日 (火) 午前 02時40分

 ワコウさん、美しいお母様は、デボラ・カーの女性として、というより人間的な気品をよくわかってらしたのだと思いますね。お母様はスクリーンを通してワコウさんに、その品の大切さを親として娘に伝えたかったのだと思います。

投稿: アカショウビン | 2007年11月 2日 (金) 午前 11時04分

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