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2007年5月 6日 (日)

連休も終わり

 あぁ、きょうで連休も終わり。失業中のアカショウビンは毎日が日曜日だからどうということもないが明日から皆さんが仕事をしているのにノンベンダラリとしているわけにもいかない。真面目に求職活動をしたいと思う。 昨日は区議に当選したM永君の第1回の当選祝いもした。

 連休中は上野に出かけダ・ヴィンチの「受胎告知」も拝観。かつてのモナリザ並みの展示で閉口したが原画の見事さは感得した。しかし、その後、隣の会場で展示していた8世紀から10世紀の仏像を観ると、どちらが美を表現しているのかと思案するとアカショウビンは仏像のほうに共振したことは正直なところである。同様に、先日、日本橋の百貨店で観た玉堂のほうが面白かったと思う。上野は、この数年、この時期に足を運び美術展を楽しんでいるが、美術展はさりながら、むしろ新緑の樹木を眺める愉悦に浸れるのが楽しみなのである。

 またレンタルビデオとDVD、映画館へも出かけ映画も楽しんだ。評判の「バベル」は、なかなか面白かった。日本人女優の演技もそれなりだったが、モロッコ、米国、メキシコ、日本をつなぐ物語の語り口には無理も感じたが力業は今後の作品に期待も抱かされた。銀座の劇場で観た「サンジャックへの道」は数カ国の共同制作だが如何にもフランス映画といった面白さが楽しめた。

 敢えて評判に逆らい書いておかねばならないのは遅まきながらDVDで観た「ホテル・ルワンダ」である。100万人が虐殺されたという内戦を描いた作品だ。その渦中で1268人を救ったというホテル支配人が主人公である。我が邦の井筒和幸が激賞したという宣伝句も読み期待したが井筒監督はどこを褒めているのか?事実はこんなヌルさではないのは言うまでもないだろう。そういった歴史事実を何と美談で描く厚顔さには呆れるしかない。

「シンドラーのリスト」という作品があった。アカショウビンは、あの歴史事実をヒューマニスティックに描く鈍感さとヌルさがたまらなくいやだった。それは感動するような歴史事実ではない。唖然とし絶望し憤怒するしかない歴史ではないか、それは?その事実を美談として伝えるヒューマニストぶりの能天気さに呆れ憤るしかなかった。あの事実を、そのように表現する鈍感さに製作者たちは恥じないのか?それは厚顔と鈍感を通り越してイラク戦争で見せたブッシュ政権の「正義」という偽善に通じる愚鈍、愚劣ではないか?酷薄な歴史事実を映画作品で映像化するときに例を挙げれば「夜と霧」そして「ショアー」の表現手法が最低限の礼儀と微かな可能性を保ちえている作品とアカショウビンは了解している。

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コメント

しばしは好きなことをして休息を取り、感性の活性化を図ってください。
まだまだ衰えるには早過ぎマス。

投稿: スタボロ | 2007年5月 7日 (月) 午後 12時35分

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