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2007年3月 2日 (金)

後継者

 引退を表明した円楽さんが、次の落語界を背負う逸材として小朝を挙げたらしい。アカショウビンは同意しない。「大御所」が名指した人として夕刊紙は書きたてていたがアホな!とアカショウビンは舌打ちする。

 小朝の才覚を認めるにやぶさかではない。しかし「落語界」を背負う逸材で一番に挙げる噺家であるわけがない、ということに盲目な円楽という噺家の才覚をアカショウビンは認めない。言い過ぎだろうけど。

 将棋の世界で、名人が勝負に負け、よい後継者に棋界を任せられます、と言ったとき、それは恐らく99.99%正確な発言だ。しかし、「大御所」と巷で奉られる老人が、業界の後継者は彼だ、と断定したとき、その判断は9割の確率で誤っていると思う。証明はできないけど、直感で。

 噺家の実態をアカショウビンは多少なりとも経験している。小朝の小才より数段面白い噺家はいくらでもいるよ、円楽さん。元よりアカショウビンはチンピラが嫌いである。談志なんてのは以前も書いたけれどガキだと思っている。小朝は円楽さんの言葉を鵜呑みするほど馬鹿ではないだろう。しかし人は増長する生き物である。

 落語界に多少なりとも関心を持つ者としては底辺の厚みが増していると思う昨今の現状は言祝ぐべきであろう。しかし老害をまかり通させてはいけない。駄言は駄言として棄却すべきである。

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