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2007年2月14日 (水)

帰国報告

 ヴェトナムから昨日の朝に帰国した。現地時間で夜中の0時過ぎホーチミン空港を発ち7時25分に成田着。さすがに昨日は仕事を休んだ。旅慣れない者に飛行機で熟睡などできるものではない。

 3泊したホーチミン市はバイク、バイク、バイク。たまに車、市内バス、観光バス。ホンダ、スズキ、カワサキ、トヨタ、ニッサン、イスズが溢れている。バイクの多くは男女や、女・男同士の相乗り。熱帯の街中を駆け抜ける爽快感がたまらないのだろう。それに何とも、けたたましいクラクションの音、音、音。それに埃。女たちの多くは手拭いや専用の市販品と思われる「マスク」で顔半分を覆っている。その光景はどこにでもある都市風景というより、やはり、何やら「アジア」としか言えない光景だ。中国とは違う「アジア」の喧騒と猥雑がそこにはある。しかし都市から田舎へ出ると、それは中国の田舎と共通する風景も見える。軒先のテラスで談笑する姿や道路脇で物売りする女や男たちののんびりとした姿は如何にも「アジア」だと思える。2毛作とも3毛作ともいう水田の姿は北東アジアから東南アジアに共通する風景だ。

 クチのトンネルを再訪した。同じコースの筈だが風景は異なって見えた。以前は展示されていた米軍の分捕り品のヘリコプターの姿はなかった。驚嘆するしかない、米国の侵略戦争を駆逐したヴェトナム生活民(@渡辺京二氏)の誇り高いゲリラ戦の跡は今や観光コースとしてかろうじて残されているだけだ。1975年のサイゴン陥落以後の30年余は本当に平和な時を過ごしていると40歳前後のガイド氏は日本人たちに率直に話してくれたように聞いた。アカショウビンは開高 健の作品やレポート、またS・キューブリックの傑作「フルメタル・ジャケット」の映像も想い起こしながらホーチミン市の喧騒や田舎の風景を眺め感慨に耽った。いずれ開高作品や関連の映画を、読み直し、観直して感想を書くこともあるだろう。

 

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